Shutterstockへの投稿を効率化するには

Shutterstockへのベクターファイル投稿仕様が変更に

先月(2019年5月)、関連記事⇒Shutterstockにベクター画像をアップする方法がやりやすくなった?

それまでは、ベクターファイルを提出するには、EPSとそのJPEGファイル画の2つが必要で、ファイル名も同じにしなければなりませんでした。

今回のアップロードの仕様変更で、EPSファイルのみをアップするだけになったため、一見、楽ちんになったかのようでしたが、フタを開けてみると(4月の時点でもわかっていましたが)、

アートワーク(アートボードではない)の大きさが4MP(メガピクセル)以上でないといけない

ということでした。

復習しますと、4MPというのは、かなり大きなサイズでして、一辺が2000ピクセル以上、つまり70センチ以上の大きさになります。イラストをこんなに大きなサイズで作っている人は滅多にいないと思います。

Shutterstockに効率的にアップロードするには?

Shutterstockにベクターファイルを効率的にアップロードするにはどうしたらいいのか、書いてみたいと思います。

手動でアートワークを拡大する

(1) アートワークをすべて選択し、「変形」パネルで、縦横の数値を2000px以上にする。(もしくは、710mm以上にすると確実です)。

※「変形」パネルのオプションで、「線幅と効果も拡大・縮小」と、「オブジェクトとパターンを変形」にチェックを入れるのを忘れずに。

(2)アートボードをアートワークに合わせます。

「オブジェクト」→「アートボード」→「オブジェクト全体に合わせる」

以上です。

とてもアナログなやりかたですが、(2)の手順は「アクション」に登録しておけるので、その分、少しは作業が早くなるのではないかと思います。

したたか企画さん開発のツール「Shutterstock用にEPSアップロードのため,EPSのアートボードのサイズを4メガピクセル以上に拡大するIllustrator用ドロップレット&JavaScript」を使う

したたか企画さんが、今回のShutterstockの仕様変更を受け、なんと複数のファイルを一気に4MPに変更してくれる、とても便利なツールを開発していただきました。

このツールは有料(2,980円)になりますが、手動で作業するときに失う時間と、このツールを使って省略できる手間と時間を考えれば、お安いのではないかと思います。

したたか企画さんのツールはnoteとgumroadで販売されています。
noteのサイト
gumroadのサイト

実際に購入して使ってみました

先日、こちらのツールを購入してみました。

ツールは、ファイルをドラッグアンドドロップして使う、ドロップレットというアプリと、Illustratorのスクリプト版の二種類があります。

ものぐさな自分は、最初はドロップレットでやってみたのですが、なぜかうまく動作しませんでした。そこでスクリプト版を使ってみたところ、動作してくれました!
(追記:IllustratorCS6での結果です。こちらの環境だけの現象かもしれません。Illustrator2019では正常に動作します。)

※スクリプト版は、各Illustratorの「スクリプト」フォルダに入れます。
例)IllustratorCS6の場合:Adobe Illustrator CS6 (64 Bit)\Presets\ja_JP\スクリプト の中

一部のファイルはなぜか4MPにならなかったりしましたが(ファイルが多すぎたせい?)、手動で一つ一つやるよりは、断然早いです。
(訂正:4MPにならない原因は、アートボードとアートワークの間に余白がありすぎたからでした。その場合は、塗なし、線なしの長方形を配置するとよい、としたたか企画さんの記事にちゃんと記載されていました。訂正してお詫びいたします。)

私個人に関していえば、Shutterstockへ登録したのが、2018年の秋と遅かったこともあり、登録枚数がまだまだ少ない状況です。このツールを使って、過去の作品をどんどん(?)アップロードしていきたいと思っています。

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