ストックフォトではどんなイラストが売れる?

どんなイラストを描いたら売れやすくなるのか、これまでの経験をふまえて書いてみます。

「人物のイラスト」は一番の売れ筋

一番売れやすいのはズバリ、人物のイラストです。

利用されるシーンが多いのと、人物を描くのは非常に難しいため、イラストの需要が高いのです。

実は、私自身についていえば、人物イラストは苦手ということもあり、あまり描かないのですが、これまで描いた人物イラストはだいたいダウンロードしていただいています。

「家族」をテーマにした人物イラストが断トツ人気

人物イラストの中でも特に人気があるのが、幸せそうな家族のイラストです。お父さんが子どもを肩車したり、お母さんが小さい子どもの手をつないだり、抱っこしたり、といった、家族の幸せそのものを象徴しているイラストは、新聞折り込みチラシやパンフレットによく使われています。

幸せな家族のイラストを使う理由は、製品を売り込みたい業者さんが、その製品をよく見せるためだけでなく、その製品を使うことにより家族みんなが幸せになる、というイメージを植え付けたいと思っているからです。

「悩んでいる人物」イラストも需要大

その他に人気があるのが、悩みを抱えた人たちのイラストです。これも折り込みチラシやウェブサイトでよく見かけます。人間の永遠かつ共通した悩みの代表格が、老いること、薄毛、肥満、腰痛、膝の痛み、ですよね。こういったことに悩んでいる人たちの姿を描くと、使ってくださる人が必ずいます。私が描いた悩み系のイラストは、たいしてうまく描けていないにもかかわらず、ダウンロードしてくださるかたが結構います。

背景、枠などの素材イラスト

風景を描いた背景画像や、図形や模様が連続しているパターンの背景、文字を入れることができるスペース(コピースペース)があるフレーム(枠)、ボタン、アイコンなどのイラストも応用範囲が広いため、よくダウンロードされます。

こういった素材は、ウェブサイトだけでなく、チラシやパンフレットなどの印刷物にも使われることが多いのです。ウェブ用の素材として無料配布しているサイトも多くありますが、印刷物として使うには解像度が低く、画質が粗いため、印刷用には適していません。印刷物には、解像度が高いイラストが必要になります。そのため、高い解像度のイラストを販売しているストックフォトサイトでは、こういった背景や枠などのイラストがかなりダウンロードされているのです。

リボンのイラストは描くのが難しいため、よくダウンロードされます。

和柄は日本では欠かすことのできない素材です。こちらも描くのが簡単ではないため、和柄の背景素材はよく売れます。

季節・イベントもの

チラシやウェブサイトを見ていると、季節に合わせた背景やイラストが使われているのがわかります。また、お正月やクリスマスといった大きなイベントにもそれに適したイラストが配置されています。例えば、春には桜の背景、クリスマスにはクリスマスツリーのイラスト、といった具合です。こういったイラストは常に必要とされているため、ダウンロード率が高いのです。

毎年、毎月、季節とイベントがめぐってきますので、その季節やイベントに合わせたイラストを描けばよいのです。できれば、その時期がやってくる一ヶ月前にはイラストを用意しておいたほうがいいでしょう。

例)お正月、年賀状のデザイン、節分、桃の節句、端午の節句、母の日、父の日、ハロウィン、クリスマス、運動会・・・etc.

野菜や果物のイラストは季節を問わず、一年中人気

野菜や果物のイラストなんて誰でも描いているし、いまさら自分が描かなくてもいいのでは? と思う人もいるかもしれません。しかし、ものは試しということで、私もメジャーな野菜のイラストを集めたイラストセットを描いて、ストックフォトに登録してみました。すると、自分のイラストダウンロード数ではトップ10に入る勢いでダウンロードされています。(注:このページに載っているイラストは私が描いたものではありません。)

野菜や果物のイラストは新聞の折り込みチラシにもよく使われています。チラシだけでなく、ウェブサイトや料理関係の本などにも利用されているのかもしれません。

果物は旬があるので、その果物が市場に出荷される時期や、フルーツ狩りが流行る季節に合わせて、あらかじめイラストを用意しておくといいでしょう。

売れ筋のイラストを知るには

今、どんなイラストが求められているのかを知る方法があります。次のサイトではイラストのリクエスト状況をリアルタイムで表示してくれているので、何を描けばいいのか困った時は参考にするといいでしょう。

イラストACのトップページ左下、人気キーワード(タグ)

PIXTA analytics(PIXTAのクリエイター会員登録が必要。)

売れやすいイラストは、以上に挙げたものだけとは限りません。ストックフォトのサイトを見ていると、お客様がどんなイラストを好み、求めているかがわかってきます。

その他、いろいろなウェブサイトや折り込みチラシをいつも眺めるようにすれば、これを描いたら売れる! とわかってくるようになります。

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