PIXTAで審査に通るベクターイラストを作成する

PIXTAでは、提出したベクター形式(Illustratorにて作成)のイラストに不備があると、審査でリジェクト(公開が拒否される)されてしまいます。ベクターイラストがリジェクトになるのは、だいたい孤立点やオープンパス、下絵などの画像が残っている、といった理由です。

リジェクトにならないために、不備がデータ内に残っていないかどうか、事前に調べる方法とその解決策について説明します。

PIXTAが提供しているIllustratorのスクリプトを使って不備を検出する

PIXTAのこちらのサイトにて、スクリプトが提供されています。

このスクリプトをIllustratorに入れておくと、リジェクトの原因になる不備(エラー)を検出してくれます。

サイトでは、スクリプトのダウンロード方法、スクリプトの入れ方(インストール方法)、動作方法について詳しく説明されています。

スクリプトを使うと次のエラーを検出してくれます。

・塗りのオープンパス

・孤立点

・アウトライン化されていないテキスト

・ラスター画像・埋め込み画像

・非表示のアイテム

このスクリプトは入れておくと非常に重宝しますので、ぜひ入れるようにしましょう。

スクリプトが検出するエラーとその修正方法

塗りのオープンパス

パスが開いているオブジェクト

オープンパスとは、図のようにオブジェクトのパスが閉じていない状態のことです。オープンパスがあると、印刷のときに印刷結果がおかしくなってしまうなどの危険性があるといわれており、できるだけ、パスは閉じるように推奨されています。

  • 修正方法

ダイレクト選択ツールで開いているパスを選択し、Ctrl + Jで「連結」します。

孤立点

テキストツールで不用意にどこかをクリックするとできてしまう余分な点(オブジェクト、ポイント)です。こちらも印刷時のトラブルの原因となることがあります。

  • 修正方法

「選択」→「オブジェクト」→「余分なポイント」を選ぶと、すべての孤立点が自動的に選択されますので、選択されたら削除(delete)します。

アウトライン化されていないテキスト

何かの文字(テキスト)が入っている場合は、アウトライン化する必要があります。

  • 修正方法

1.テキストを選択します。

2.「書式」→「アウトラインを作成」を選択します。

3.文字を選んで図のようになっていたら、アウトライン化されていますので、OKです。

ラスター画像・埋め込み画像

↑このような下絵などの図が残っていたら、削除しておきましょう。

非表示のアイテム

アートボードの外側に、関係のないオブジェクトが残っていたり、あえて非表示(Ctrl + 3)にしているオブジェクトがあったりしてもリジェクトの対象となります。

提出前に、そういったものが残っていないか、画面を縮小して確認するようにしましょう。

気をつけたいエラーの一覧

さきほど挙げたエラー以外にも、リジェクトの原因となるエラーがあります。

こちらもあわせて気をつけるようにしましょう。

カラーに特色を使っている

スウォッチに表示されているカラーはだいたいプロセスカラーになっており、特色ではありません(例外もありますが)。

ですので、わざわざスウォッチのいずれかのカラーをクリックして、次のような操作をしない限り、カラーが特色になることはありません。

「特色」を選択して、OKを押せば、特色になります。

スウォッチの左下の三角に点がついたもの「特色」です。

写真を画像トレースしたもの

Illustratorでは、「画像トレース」という機能を使えば、写真をベクター化することができます。

写真をベクターに変換したものは、ひと目見ただけでわかりますので、絶対にしないようにしましょう。

ベクターデータは、修正すれば、もう一度(そして何度も)提出できますので、あまり怖がらずにどんどんイラストを提出してみてください。

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